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    2024-01-24 17:22:00

    毎年、春節(旧正月、2024年は2月10日)が近づくと、サービス業や製造業の一部のポジションでは、従業員が帰省したことによる季節的な人手不足が起きる。今年は春節に先立つ消費ニーズが大幅に増加したことにより、賃金待遇が上昇した。これを受け、一部の業界では従業員の間で春節に帰省せず、現場にとどまろうとする意欲が高まっている。

    黒竜江省出身の王国麗さんは、北京市で家事代行・清掃サービススタッフとして働いて3年になる。「普段、一日の収入は200元(1元は約20.6円)余りだが、今なら1日家の大掃除をして、1千元以上稼げることもある」と王さん。

    ある生活サービスプラットフォームの家事代行サービス業務責任者の黄栄さんは、「北京・上海・広州・深センの家事代行サービスの注文が、2023年12月末以降、大幅に増加した。春節前の家事サービスニーズは前年同期と比べておよそ40%増加しており、前月と比べても30%増加した。というわけで、より多くの家事代行サービススタッフが帰省しないで現地にとどまろうとしている」と説明した。

    データを見ると、春節前には消費ニーズが激増するため、サービス業の一部のポジションの賃金も上昇している。中でも家事サービス代行スタッフの日給は普段の2-4倍になり、美容師の提示された平均月収は前月比1.6%増加している。(編集KS)

    「人民網日本語版」2024年1月23日